SESSION 05

まとめ&ネクストステップ

本日の体験を振り返り、作ったアプリを社内で活用するまでの道筋と、学び続けるためのリソースを確認します。

16:30 - 17:00(30分)
座学
REVIEW
本日やったこと
SESSION 01

AI駆動開発入門

従来の開発、AI支援開発、AI駆動開発の3段階を理解しました。コードを書く代わりに日本語で指示を出す、という発想の転換がポイントです。

SESSION 02

環境構築

VSCode、Node.js、Claude Codeをセットアップし、ターミナルの基本操作(cd / ls / mkdir)を覚えました。開発環境が手元に整っています。

SESSION 03

ミニ業務アプリ

設備点検チェックリストを Claude Code で開発しました。「具体的に / 一度にひとつ / 結果を確認」の3原則を体験済みです。

SESSION 04

PDF文書比較ツール

サーバーとClaude APIを使った本格アプリをセットアップし、カスタマイズしました。HTML単体のアプリからサーバー構成のアプリへのステップアップを体験しています。

身についたスキル
SHARING
プロンプトの振り返り

うまくいったプロンプト、うまくいかなかったプロンプトをチーム内で共有してください。「こう書いたら一発で意図通りになった」「この書き方だと違うものが出てきた」など、具体的な体験が一番の学びになります。

共有のヒント

次の3点を軸に話すと整理しやすくなります。1つ目は、どんなプロンプトを書いたか。2つ目は、結果はどうだったか。3つ目は、うまくいった理由/いかなかった理由の仮説。

NEXT STEP
作ったアプリを届けるには

Session 3のチェックリストはHTMLファイルをブラウザで直接開きました。Session 4のPDF比較ツールはlocalhostでサーバーを動かしました。どちらも「自分のPCだけで動く」状態です。同僚や部署の人にも使ってもらうには、段階を踏む必要があります。

STEP 1
ローカル実行
今日やったこと
STEP 2
社内サーバー
共有フォルダ / IIS
STEP 3
クラウド公開
AWS / Azure
STEP 1 ── 今日の状態

ローカル実行

HTMLファイルをブラウザで開く形式。自分のPC上でだけ動きます。プロトタイプの検証やアイデアの確認はこれで十分です。

STEP 2 ── 次にやれること

社内共有

社内の共有フォルダにHTMLファイルを置けば、同僚もブラウザで開けます。Windowsの場合はIIS(Webサーバー)を使う方法もあります。情報システム部門に相談してみてください。

社外のユーザーにも公開したい、あるいは社内でも本格運用したい場合は、AWSAzureにデプロイ(公開)する選択肢があります。

たとえばAWSの場合、Elastic BeanstalkS3を使えば、サーバー構築の知識がなくてもウェブアプリを公開できます。

Terraformというツールを使えば、インフラの構築もコードで管理できます。Claude Codeに「AWSにデプロイするためのTerraformの設定を作って」と頼むことも可能です。

ただし、セキュリティやネットワーク設定は専門知識が必要です。社内のインフラ担当と連携して進めることを推奨します。

現実的な第一歩

チェックリストのようなHTML単体アプリなら、社内の共有フォルダに置くだけで同僚もブラウザで使えます。PDF比較ツールのようなサーバーアプリは、社内サーバーへの配置が必要ですが、動くプロトタイプを見せるだけでもデジタル化の議論が始まるきっかけになります。

RESOURCES
継続学習のためのリソース

Claude Code 公式ドキュメント

Claude Codeの全機能と使い方が詳しく解説されています。コマンド一覧やベストプラクティスも掲載されています。

docs.anthropic.com

VSCode 公式チュートリアル

VSCodeの基本操作から拡張機能の使い方まで、動画付きで学べる公式ガイドです。

code.visualstudio.com/docs

Prompt Engineering Guide

AIへの指示(プロンプト)の書き方を体系的に学べるサイトです。研修で学んだ3原則を深掘りできます。

Anthropic Prompt Engineering

MDN Web Docs

HTML、CSS、JavaScriptの公式リファレンスです。Claude Codeが生成したコードの意味を調べたいときに役立ちます。

developer.mozilla.org
研修後に試してみたいアイデア

本日の体験を活かして、ぜひ身近な業務課題に取り組んでみてください。

参考リンク
Claude Code 公式ドキュメント VSCode ダウンロード Node.js 公式サイト MDN Web Docs Prompt Engineering Guide
COMPREHENSION CHECK
理解度チェック
Q1. 今日作ったHTMLアプリを同僚に使ってもらう最も手軽な方法は
A AWSにサーバーを立ててデプロイするAWSへのデプロイは本格運用に向けた選択肢ですが、最も手軽な方法とは言えません。まずは社内共有フォルダの活用が現実的です。
B 社内の共有フォルダにHTMLファイルを置く正解です。HTMLファイルを共有フォルダに置けば、同僚がブラウザで直接開けます。追加のサーバー構築は不要です。
C スマートフォンアプリに変換するスマホアプリ化には追加の開発工程が必要です。まずはPC上のブラウザで共有することから始めてください。
Q2. プロンプトの3原則として正しい組み合わせはどれですか
A 具体的に / 一度にひとつ / 結果を確認正解です。Session 3で学んだ3原則です。曖昧な指示を避け、1つずつ進め、毎回ブラウザで動作を確認する。この繰り返しがAI駆動開発の基本リズムになります。
B 短く書く / まとめて指示する / AIに任せる短い指示は曖昧になりがちです。まとめて指示すると問題の切り分けが難しくなります。結果は必ず人間の目で確認してください。
C 英語で書く / 技術用語を使う / コードを添付するClaude Codeは日本語で指示を受け付けます。技術用語やコードの知識がなくても、日本語で具体的に伝えれば問題ありません。
Q3. 研修後に学びを深めるために最も効果的なのは
A プログラミング言語の教科書を読むAI駆動開発では、プログラミング言語の文法を覚える必要はありません。それよりも、実際にアプリを作りながら学ぶほうが効率的です。
B 身近な業務課題をテーマにClaude Codeでアプリを作ってみる正解です。今日学んだ流れ(要件整理 → プロンプト → 確認 → 改善)を繰り返すことで、自然とスキルが定着します。題材は自分の業務から選ぶのが一番です。
C 生成されたコードを1行ずつ暗記するコードの暗記は必要ありません。それよりも、どんな指示を出せばどんな結果が得られるか、プロンプトの感覚を磨くことに時間を使ってください。